1970年代初めに誕生した、フランスのファッション・ブランド「ケンゾー」。高田賢三が立ち上げたプレタポルテ(既製服)のブランドで、1960年代から80年代までつづいた、ジャパニーズ・デザイナー・ブランド黄金期を彩りました。むかしから日本ではライセンシーの小物などのほうが流通していて、フランスとの温度差が激しいのも特徴です。イブ・サン・ローランと並んで、70年代を代表するフレンチ・メゾンです。こちらは、そんなケンゾーのフレグランス・ラインから、2019年に発売されたレディス香水です。オリジナルは、2018年に発売されたレディス香水の「ケンゾー・ワールド・オー・ド・トワレ」で、今回はそのデザインをアレンジしたコレクション物となっております。オー・ド・パルファム(EDP)のコレクター・エディションや、ケンゾー・ワールド・パワーのコレクター・エディションなど、とてもたくさんコレクター物が発売されておりますので、おまちがいありませんように。「ケンゾー・ワールド・ファンタジー・コレクション」という名前で販売されていることもあります。香りは、パウダリーなフルーティー・フローラル・ムスキーの香調がベース。やわらかくも主張のある香りにしあげられております。ペア(洋ナシ)やベルガモットなどが、まろやかなフルーティー・ノートを香り立たせるトップから、ピオニー、アーモンド・ブロッサム、ローズなどが、エレガントなフローラル・ノートを広げるミドルへ。ラストはホワイト・ムスク、オリス・ルート、ヴァイオレット、バニラ、イソ・E・スーパー、サンダルウッドなどが、ラグジュアリーなムスキー・スウィートを香らせて、上品でセクシーなセダクションをアピールしてくれそうです。調香は、当代きっての人気パフューマーのフランシス・クルジャンと、クルジャンとの仕事が多い、弟子のマイア・ルノーの合作。プロデュースは、長くケンゾーの親会社をつとめているモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンです。EDTでもそこそこロングラスティングなところも好ポイントです。ボトルやボックスは、オリジナルに柄を入れたもの。このシリーズの中では一番いいデザインだと思います。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。