カーティス・メイフィールドサムシング・トゥ・ビリーヴ・イン+1Artist:Curtis MayfieldTitle:Something To Believe In盤面良好国内盤ボーナストラック入り廃盤CD 入手困難USのソウルシンガー、カーティス・メイフィールドが1980年に残した大傑作アルバム『Something To Believe In』です。説明不要のクラシック「Tripping Out」をはじめ、ディスコブギー/ファンクの演奏が良いソウル「Love Me, Love Me Now」、メロウなソウル〜ディスコ調の「People Never Give Up」、スタイリッシュな「Never Stop Loving Me」等オススメです。『レアグルーヴAtoZ』(P.97)に掲載されていました。「トリッピング・アウト」を収録した80年の通算14作目。話題は何も「トリッピング・アウト」だけではなく、本作は80Sクラシックたるグルーヴ感/空気感の宝庫である。「ピープル・ネヴァー・ギヴ・アップ」「ネヴァー・ストップ・ラヴィング・ミー」・・・。これぞカーティスを聴くことの喜びである。 独特のハイテナー・ヴォイス/ファルセットで愛を歌う偉大なるラヴ&ピース・マスター、カーティス・メイフィールド。70年代のニューソウル・ムーヴメントの中心的存在であった彼が、80年代のディスコ時代に入ってリリースしたのがマービン・ゲイの『I Want You』と同じアーニー・バーンズのイラストジャケで知られる本作。全体的にソフトで甘くメロウな雰囲気の曲が多く、初めてソウルを聴くという人にもお薦めできる1枚です。フロアでけだるく踊れるミディアムなダンス・ナンバー"Love Me, Love Me Now"をはじめ、Johnny Aceの名曲をカーティス節全開でカヴァーしたスロウ・バラード"Never Let Me Go"と肩肘張らずゆったり聴ける曲が続き、そこへきて3曲目の"Tripping Out"!これが絶品!後に山下達郎が「あまく危険な香り」でも使った、メロウでグルーヴィ-なシカゴ・ソウル・サウンドに思わず昇天!子供達を参加させたImpressionsのセルフカヴァー"Its Alright"も微笑ましい。