Piconnet / ピコネ年産1万本以下。最上の果汁しか使わない信念!祖父の代から受け継ぐコート・デ・バールの地で、北部とは異なるテロワールの表現に挑む新世代の生産者。最高のぶどうの更に一番搾りしか使用しないこだわりで恐るべきクオリティを生み出す超注目株。入荷量わずかのため、入手困難な希少シャンパーニュ。ピコネは2017年に最初のシャンパーニュをリリースした新しいワイナリーのため今はまだメディアに大きく取り上げられてはおらず、まさに掘り出し物の新規生産者といえる。コート・デ・バールの品質に世界中が関心を寄せている今日、ピコネにも注目が集まることは間違いない。今後の活躍に目が離せない、絶対に手に入れるべき生産者の一人である。贅沢にも使用は「キュヴェ」のみ収量を落とすことで糖と酸を凝縮させ、アルコール発酵はステンレスタンクのみで行い果実味をしっかりと保っている。一番搾りの果汁のみを用いることでよりフレッシュな酸を手に入れるようにしているため、マロラクティック発酵をしているにも関わらず高い酸が保持され、ピノ・ノワールのリッチな味わいの中にも張り、ミネラル、酸のバランスが取れたワインを造り出している。各地での修業が生み出す味わいクレマンはアヴィーズで2年勉強したのちスイスで3年間栽培、醸造を学び、ブルゴーニュのティボー・リジェ・ベレールでも修行を重ね2009年に戻り、2014年にワイナリーを創設。各地で得た最良の手法を自らのキュヴェに詰め込んでいる。注目産地コート・デ・バールピコネは、コート・デ・バール中部のヌーヴィル=シュル=セーヌ村にワイナリーを構える。シャンパーニュの中心地より南東に約90km離れたところに広がり、ブルゴーニュ地方と隣接しているエリアであり、マルヌ地区よりシャブリ地区のブドウ地区の方が近い位置にあるという特殊な産地だ。シャンパーニュでは比較的温暖だが、シャブリから春に吹く冷たい風の影響で涼しいエリアも存在する。土壌は近くのシャブリ地区と同じキンメリジャン期のマール土壌が大部分を占めており。作付け比率はピノノワール85%、シャルドネ8%にピノ・ムニエ7%と圧倒的にピノ・ノワールが植えられている。ここで収穫されるピノ・ノワールは果実味が豊かで高い品質を誇り、大手メゾンもコート・デ・バールのピノ・ノワールのクオリティは無視できないようだ。グラン・クリュやプルミエ・クリュに指定されている村はないが、それを覆すほどに意欲的な生産者が生まれて近年人気を得ており、そのクオリティの高さから熱い注目を集めている最先端のエリアである。 | |
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