イタリアのファッション・ブランドで、日本でもおなじみの「グッチ」。1990年代はトム・フォードのディレクションで社会現象となり、現在はアレッサンドロ・ミケーレのディレクションで現在進行形の社会現象になっております。衣服をとおして人間の実存を浮き彫りにさせる点は、70年代のイッセイ・ミヤケにも通じますが、アカデミックではなくてファニー＆ポップなところがミケーレの持ち味です。こちらは、そんなグッチのフレグランス・ラインから、2020年に発売されたメンズ香水です。レディス香水の「ギルティ・ラブ・エディション」と同時発売されたペア香水で、2011年の「グッチ・ギルティ・プールオム」のシリーズ物となっております。日本ではマイナーでレアなので、お求めはお早めに。香りは、コンテンポラリーなシトラス・スパイシーの香調がベース。わかわかしくて、使い勝手のよさそうな一品にしあげられております。クムクァット(キンカン)、マンダリン・オレンジ、ピンクペッパー、ジンジャーなどが、クールなシトラス・スパイシーを香り立たせるトップから、ラベンダー、ローズマリー、ゼラニウムなどが、トランスペアレントなハーバル・ノートを浮かび上がらせるミドルへ。ラストはベチバー、ベンゾイン、パチョリなどが、スマートなスウィート・ノートをただよわせて、いやみのないセンシュアリティーをアピールしてくれそうです。調香は、ブルガリの「ブルガリ・プールオム」や、アルマーニの「アクア・ディ・ジオ」、カルバン・クラインの「シーケーワン」などの大ヒット作でも知られる、マスター・パフューマーのアルベルト・モリアス。プロデュースはアメリカの香水プロダクションの「COTY」です。バランスのいいシトラス・スパイシー系で、目新しさはないにせよ、オフィス・シーンなどにもまとえるユースフルなアイテムといえそうです。シーケーワンのシリーズにあってもおかしくなさそうなたたずまいですが、オー・ド・トワレ(EDT)でもそれなりにロングラスティングなところが、この香水のいい点です。ボトルはオリジナルの色ちがい。抹茶カラーでめずらしいおもむきです。直射日光のあたるお肌に香水をつけますと、まれにかぶれたりシミになる場合がございます。可燃性製品は火気には十分ご注意ください。傷やはれもの・湿疹など、異常のある部位にはお使いにならないでください。フレグランス商品は、シルク・薄い布地や白または淡い色の衣服には、シミになることがありますので、直接おつけにならないでください。目に入ったときは、直ちに洗い流してください。香料成分の特性上、時間の経過や季節によって澱(オリ)が見られる場合があります。乳幼児の手の届かないところに保管してください。極端に高温または低温の場所、直射日光の当たる場所には保管しないでください。使用後は必ずキャップをしっかりと閉めてください。※原産国が複数ある商品につきましては、入荷の時期により原産国が異なりますので、予めご了承ください。※当社にて取扱いしております香水、コスメ、ヘアケア商品、ブランド品などの商品は、一部国内メーカー物を除き全て並行輸入品となっております。※リニューアルや商品生産国での仕様違い等で、外観が実物と掲載写真と異なる場合がございます。また、入荷時期により外観が異なる商品が混在している場合がございますが、ご注文時に外観をご指定いただく事はできかねます。当社では上記の点をご理解いただいた上でのご注文という形で対応させていただきます。