ドイツで影響力のある新聞社FAZにて、『Winery of the year』を獲得【Karl Loewen カール・ローウェン】接ぎ木をしていない100年以上の古木!モーゼルの中部エリア、南西にトリアーを北にピースポート村を望む場所にワイナリーを構えています。ワイナリーの歴史は1803年に遡り、大修道院のあったマキシミン・クロスターライの地にブドウ畑を購入したことから始まる。2008年、シュミット・ヴァーグナーが所有していたマキシミン・ヘレンベルクの畑を購入。この畑も最上の畑として認定されており、所有者には高額な税金が課されていた。ドイツのガイゼンハイム大学によると、この0.8haの畑の95%以上のブドウが1896年植樹の接ぎ木なしのリースリングであるとされ、今日でも8000本が原木のまま残る稀有な畑だという。現在、こうした素晴らしい畑の数々を合計で13ha所有している。大部分には古くて接ぎ木をしていないブドウが植えられ、古樹でない畑には、接ぎ木をしていない樹齢100年以上の古樹からのマッサル選抜したものを植えている。醸造・熟成:フーダー樽(1000L)で発酵、澱と共に7ヶ月熟成残糖:9ロンギッヒ村にあるマキシミン・ヘレンベルクの区画に1896年から植えられているブドウをのみを使用。1896年当時の方法が用いられ、栽培は棒仕立て、収穫は選定せずに一括で行い、足でブドウを破砕、古典的なバスケット・プレスを使用、天然酵母で発酵させ温度調節はしない。芳醇でスパイシーなアロマを持ち、柑橘果汁を思わせるジューシーなフレーバーに古樹由来の複雑さとフィネスが備わる。計り知れないポテンシャルを感じさせる稀代の逸品。