P400〜P400Sと改良が行われながらデリバリーされたミウラシリーズの中でSVは最終形にあたります。見た目はまつ毛状のヘッドライトグリルが廃され、リヤフェンダーの拡大、フロントグリルやテールランプの意匠変更が行われていますが、このSVの誕生にボブ・ウォレスが試作していた「J」のアイデアが反映されているとなると新たな視点からこのクルマの魅力が見えてきます。キャブレターが変更され、リヤロワアームの刷新でリヤフェンダーを拡大、エンジンとトランスミッションの潤滑システムのセパレート化など、今はなき「J」はSVへとその技術を受け継いでいたのです。素材:ダイキャスト、他開閉機構ありメーカー:KYOSHO ORIGINAL