商品説明 まだ2003に一番合ったサーヴィスを見つけられないでいるが、色々試行錯誤しながら方向性はほぼ捕まえれたと思う。いずれにせよ時間の掛かるワインだし、開き出してからのタイミングが難しい。その為、手軽に飲むためにはどうしたら良いかを考えてみた。この一番下に書いておきます。冷蔵庫と氷でしばらく冷やし12前後になっているだろう。抜栓し再度氷で冷やし続ける。入れては出して温度を戻す事を繰り返し1時間くらい経った。全体が均一に冷え、落ち着いてきた。もう一度氷から出し10分くらい置き、再度氷で冷やしてから出した。薄いレモンのイエロー、白い花、ニセアカシア、百合、グレープフルーツ、リンゴ、ビターオレンジ、花梨、オレガノ、タイム、ローズマリー、タラゴン、フェンネルシード、ヘーゼルナッツ、煙、石英系のミネラル、モレが造るとシャサーニュのような雰囲気を醸し出すから実に面白い。冷やして、戻す事を繰り返した為　低い温度のまま綺麗に開き出した。白系の様々な花と甘いだけでなく苦味が心地よいフルーツの香りが華やかに且つ爽やかに湧きあがってくる。そしてフルーツとは違う苦味と複雑さを加える色々なハーブ達、モレらしいヘーゼルナッツと煙るようなミネラル。実にナッティでスパイシーでミネラリー。と言うとこのままシャサーニュ・モンラッシェのプルミエのコメントに使えそうだ思う方が多いと思います。そうなんです。このままではその通り、シャサーニュです。その為、もう30分置き、少し氷で冷やしてから再確認。華やかなナッツとスパイスは落ち着き、リースリングみたいにトロッとし、まるでペトロール。しっかりとしたコクとボディを持ち、凝縮された果実味と別物みたいな粘度・濃縮感に正にピュリニーのテロワールを感じる。そして落ち着いてきたナッツに変わるようにミネラルの中からやっとフルーツを纏った茸・トリュフが顔を出してきた。ワイン全体を覆い尽くすほどではなかったが、トリュフィエールの真髄を垣間見せてくれた。この先数年経ったら本当の姿を見せてくれるだろう。2003は確かに難しい年だが、こちらが理解して対応すれば、素晴らしい姿を見せてくれる。但し、変化が早く予測が難しい為に大変ではあるが。2003のサーヴィスはどうも最初は全体的に冷やし気味からスタートした方が良さそうです。9前後。ご家庭で飲むときは2日位前から冷蔵庫でしっかりと冷やします。そして、飲む1時間から2時間くらい前に抜栓し、冷蔵庫に戻します。飲むときは、出来ればワインクーラーに氷を入れ、飲みながら自分の好みに合わせて冷やす・戻すを繰り返してみてください。それの無理な方は冷蔵庫から出して白としては少し大きめのグラスを使用して下さい。飲む前にワインがしっかり冷えている事を確認してください。冷え過ぎていると感じた場合は5〜10分くらい置いてから飲みだしてみてください。変化が楽しめると思います。　　　　　　H17.07.09 商品カテゴリ ワインセラーウメムラ!店 フランス ブルゴーニュ(本拠地別） コート・ド・ボーヌ シャサーニュ・モンラッシェ ベルナール・モレ(Bernard Morey) 食品ドリンク、水、お酒ワイン白ワイン 商品コード 632636